リハビリテーション
当院では、脳、脊椎脊髄、末梢神経疾患と幅広く診療しており、これらの疾患により日常生活の妨げとなっている障害に対しリハビリテーションを行っています。障害の原因となっている疾患、その発症時期などの条件を満たせば医療保険によるリハビリテーションをお受けいただくことができます。また、医療保険のリハビリテーションの対象外でも、リハビリテーションを希望される患者さんは自費でのリハビリテーションも可能です。
医療保険のリハビリテーション
リハビリテーションの種類と当院での主な対象疾患
リハビリテーション | 当院での主な対象疾患 |
運動器リハビリテーション |
頚部痛、腰痛および臀部痛:頸椎捻挫、頚肩腕症候群、仙腸関節障害、梨状筋症候群、殿筋障害、筋筋膜性腰痛など 脊椎脊髄疾患:頚椎症性脊髄症、頸椎症性脊髄症、頚椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニアなど 末梢神経障害:手根管症候群、肘部管症候群、胸郭出口症候群、足根管症候群、モートン病、腓骨神経障害など |
脳疾患リハビリテーション | 脳疾患(脳卒中、脳腫瘍、脳膿瘍など)、脊髄損傷、パーキンソン病、多発神経炎など |
リハビリテーションの可能な期間
- 運動器リハビリテーション:発症、手術、急性増悪または最初の診断日から150日以内
- 脳疾患リハビリテーション:発症、手術、急性増悪または最初の診断日から180日以内
リハビリテーションを受ける患者さんにお願い
- 動きやすい服装でお越しください。
- 初回のリハビリテーションは枠に空きがある場合に可能です。
- リハビリテーション開始の15分前に受付を済ませてください。
- 予定時間に間に合わない時には、必ず予定時間前にご連絡ください。状況に応じた相談をさせていただきます
- 担当理学療法士が不在の場合には他の理学療法士が対応する場合があります。
- 施設基準は理学療法士の在籍人数により変動する可能性があります。
- 他の医療機関でリハビリテーションを受けている場合には、当院でのリハビリテーションはできません。
- 要介護認定を受けられている方はお申し出ください。
- 施設基準(I~III)により利用料金が異なり、施設基準IIとIIIでは毎月のリハビリテーション計画料をいただきます。当院の施設基準は以下のようになっています。
運動器リハビリテーション:施設基準III
脳血管リハビリテーション:施設基準III
*2024年9月より運動器リハビリテーション施設基準IIとなります。ご利用の際の料金に変更が生じます。
変更前:運動器リハビリテーション(Ⅲ) 85点(850円)/1単位(20分)
変更後:運動器リハビリテーション(Ⅱ)170点(1700円)/1単位(20分)
リハビリ計画書(月1回発行) 300点(3000円)
お支払いのご負担が増え申し訳ございませんが、今後もよりよいリハビリテーションを提供するように努めてまいります。ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。
自費リハビリテーション
医療保険のリハビリテーションが対象外であったり、一度にまとまった時間のリハビリテーションを行いたい患者さんは、自費にてリハビリテーションをお受けいただくことができます。医療保険と同様に理学療法士が行います。ご利用は、当院通院中の患者さんのみとさせていただきます。
費用
時間 | 料金 |
20分 | 2200円(税込み) |
40分 | 4400円(税込み) |
60分 | 6600円(税込み) |
疾患による料金の違いはございません。
ご利用の可能な時間は、施設の利用状況により変動しますので、理学療法士にご相談ください。
自費リハビリテーションをご希望の場合
医師の診察の際に、自費リハビリテーションをご希望の旨をお伝えください。自費リハビリテーションの予約をお取りします。初回は理学療法士によるカウンセリング(20分:2200円(税込み))により、お体の状態の確認と今後のリハビリテーションのプランをご提案いたします。その後にリハビリテーション(20分以上)を行い、2回目以降はリハビリテーション(20分以上)単独でお受けいただくことが可能です。
自費リハビリテーションを受ける患者さんにお願い
1,動きやすい服装でお越しください。
2.保険診療(医師の診療、検査、リハビリテーションなど)と同日の自費リハビリテーションは、混合診療となるためにできません。
3.リハビリテーション開始の15分前に受付を済ませてください。
4. 予定時間に間に合わない時には、必ず予定時間前にご連絡ください。状況に応じた相談をさせていただきます。
5.担当理学療法士が不在の場合には他の理学療法士が対応する場合があります。