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ふるえ

本態性振戦

 本態性振戦は、手の震えの原因の一つで、原因は不明ですが家族歴のあることがしばしば認められます。40歳代から発症し、加齢とともに増加します。本態性振戦の振戦は、安静時にはなく、動作に関連し生じる特徴があります。コップで水を飲んだり、字を書いたりするときなどの動作を行う時に出現します。脳MRIなどの検査では異常を認めることはありません。β遮断薬という高血圧の治療薬が有効な場合があります。薬の効果がない場合は外科治療を考慮します。

パーキンソン病

 脳内の伝達物質の一つであるドパミンが不足することにより、身体をスムーズに動かしにくくなる病気です。主な症状は、手足のふるえ(振戦)、身体や手足のこわばり・動かしにくさ(筋固縮・強鋼)、全身の動作が鈍くなる(無動)、身体のバランスが悪くなり転びやすくなる(姿勢反射障害)などです。また、表情が乏しくなる(仮面様顔貌)、物忘れ(認知機能障害)、うつ、不安など多彩な症状も付随します。内服薬でコントロールができなると外科治療(脳深部刺激療法)を考慮します。診断および治療が必要な場合には専門医をご紹介します。

当院の特徴

  • 脳の病気に対する経験豊富な脳神経外科専門医が診療を行っています。
  • 診断に必要なMRIなど検査機器を備えており、早期診断・治療が可能です。
  • 機能回復のリハビリテーションが可能です。
  • 専門医の診療が必要な場合には、連携医療機関へご紹介いたします。

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